『僕のふるさと玄界島』ー福岡西方沖地震からの復興を願って
2005年3月20日午前10時53分福岡地方で大地震が起きました。「福岡西方沖地震」、
その大地震は多くの人々に衝撃を与えました。
玄界島は壊滅状態、その日から島の時間は止まりました。
玄界島の人たちは島を離れて仮設住宅での暮らしがはじまりました。
「僕のふるさと玄界島」が生まれる最初のきっかけとなったのは・・・
玄界小学校の学習発表会を手伝ってあったアートサポートふくおかの古賀さんとの出逢いでした。玄界島の話を聞きながら、「僕になにかできることがあれば、、」とその日から玄界島への心の旅がはじまったのです。
はじめての玄界島の人との出逢いは玄界島郵便局の古嶋さんでした。古嶋さんは親切に島を案内してくれました。傷を負った家、、倒壊した家、亀裂が入った家、、その被害の大きさには胸が詰まりました。静まりかえった玄界島、、坂道を上り小学校 中学校まで歩いて行きました。そこではたくさんの虫や鳥たちと出逢いました。広がる青空、青い海、島は生きている!玄界島の子どもたちに島への思い「はやく島へ帰りたい」「玄界島が大好き」「魚が美味しい」などたくさん聞かせてもらいました。
「僕のふるさと玄界島」には子どもたちの島への思いがたくさん込められています。
季節は めぐって 穏やかな 風を運ぶ 玄界島へ、、、
玄界島に一日でも早く穏やかな生活が戻ることを願ってこのCDを贈ります。
シンガーソングライター 野田かつひこ
2006年 / NODA倶楽部 DREAM CARRY
【収録曲】
- 僕のふるさと玄界島(歌:野田かつひこ)
- おかえりなさい(語音:栗原景子、亀井直子)
- 僕のふるさと玄界島(歌:玄界小学校の子ども達)
- 僕のふるさと玄界島(カラオケ)
2006年8月15日、玄界島で寄贈式を行いCDは島の全家庭に配られました。
このCDに関するお問い合わせは、玄界島復興対策検討委員会(092-809-2631)
または
NODA倶楽部へお問い合わせください。